20180415

会社HPにて、

展示レポ、作家リレーインタビュー連載中、

アート事情コラムも連載のために準備中と、

 

いろいろな記事を集約しているので、こちらのブログは、しばらく停滞するかと思います。

HPにならない活動報告は会社FBにて

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普段のアート巡りは個人instagramにて

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何か、ブログのよい活用法を思いついてら、使うということで

しばし、さよなら~

今月見に行きたい展示 忘備録

先日、会社のHPでもアップしましたが、

大子まちなかアートウィーク企画 - MeltingPot

 3月の末に、茨城県大子町で開催されるまちなかアートウィークで作品展示とワークショップを企画しています。かなり短い準備期間でバタバタですが、とにかく嬉しいのが、自分が本当に心から作品が好きな作家ふたりと企画を作れていることですね。

これからも、そんな作家と出会っていきたいです。

 

 そこで、今度、山梨県清春芸術村で開催される「高橋コレクション|顔と抽象−清春白樺美術館コレクションとともに」を見に行ってこようと思います。

 たぶん、3月末に山梨に仕事で伺うので、ついでにちょいと足を延ばそうという感じです。最近、大子町福島県まで電車で2駅)で仕事をしていたら、フットワークが相当軽くなりました。

 ちょっと話が脇道にそれましたが、この展示を見に行くのは、次回インタビューさせていただくアーティストの作品が出品されるからです。

 若手のアーティストを紹介で繋いでいくリレー式インタビューをやっているのですが、2回目にして、面識もなく、とっても楽しみな方です。今の時代、いくらでもネット上で作品画像は見れますが、やはり、インタビューさせていただくからには、事前に実物の作品は見ておきたいものです。どなたかは、記事を更新してからのお楽しみ!

 

 髙橋コレクションというのは、美術をやってる人は知ってる人が多いかと思いますが、精神科医高橋龍太郎という日本トップクラスのアートコレクターです。ググればいくらでも記事出てくると思うので、詳しい説明はしませんが、はじめてコレクション展を見るので、楽しみですね。今まで、高橋コレクション展というのは各地の美術館で開催されていますが、今回は、ご自身でコレクションのキュレーションを初めてされているそうです。

コレクター・高橋龍太郎が初の全面キュレーション。「顔と抽象」展に見る「自意識のスペクトル」とは?|美術手帖

 

 

というわけで、今月行きたい展示は、

清春芸術村の高橋コレクション顔と抽象

・平成29年度 武蔵野美術大学 大学院修士課程日本画コース修了制作展

 (以前お会いした大寺史紗さんという方が出品されていてとても気になっている)

・損保ジャパンFACE2018(芸大学部同期が入選している)

 

 本来なら月1ずつ展示レポートとインタビュー記事を更新していきたいところですが、インタビューは予定調整などあり、なかなか、展示レポートでその分数稼いでいきます。

tagboat主催の、アートディーラー三井一弘さんのトークイベントに行ってきた

 今回の内容は、表題の通りです。

 TAGBOAT主催の、アートディーラー三井一弘さんのトークイベントに行ってきました。

 美術館などの展示はネットでさくさく情報は得られると思いますが、まだ若手のマイナーな展示はなかなか美術界隈にいる人でないと知らないだろうということで、会社HPの中で展示レポートをコラムで連載し始めたわけですが、先ほど更新したレポートの中でトークイベントに行ってきたことについて言及したので、ついでにブログも更新してしまいましょう。

 

 展示レポートはこちら

佐々木敬介さん、橋本仁さん、水谷栄希さんによるグループ展「code, line, sides」です。

 

 さて、トークイベントの方に話を戻すと、三井さんは、アーティストとして活動されていたそうですが、その後アートディーラーに。1875年に創立されて以来、世界で最も信用と権威のある画廊のひとつであるWildensteinのアメリカ支店に勤められ、その後東京支店長に、そして現在は、三井ファインアーツの代表として独立してアートディーラーをされています。

 私も知らなかったのですが、Wildensteinは名和晃平奈良美智も取り扱い作家になっているPACE GALLERYを1993-2013年まで買収していたようです。

 

 トークイベントの内容は、ざっと西洋美術の流れから、美術の楽しみ方(三井さん流?)、アート業界のちょっとした裏話など軽快な語り口で、とても楽しい時間でした。

 Wildensteinはフランスに研究財団を持っているのですが、モネ、マネ、ルノワールセザンヌといった大御所の鑑定をしており、Wildensteinの証明書がないとオークションで売れないそうです。ここだけの話、ということでブログには書けませんが、贋作の見破り方の一つも教えていただきました。

 あとは、GMOの熊谷社長もコレクターとして有名ですが、ジュリアン・オピーの作品は、エジプト美術、それからメソポタミア美術から流れを汲んでいることなどなど。

 オピーを知らない方はこちらから。一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

http://www.julianopie.com/

 今後注目の作家としては、三島喜代美だそう。1932年生まれの作家ですが、今続々と海外の有名ギャラリーが取り扱い始めているのだとか。実は、私も大学院の研究活動として訪れた、株式会社東横インの施設である城南島アートファクトリーは、三島さんの作品を常設しているんです。

 そんな話を駆け足でして、あっという間の90分でした。

 

 去年も、アーティストトークいくつか行ったのですが、イマイチというか、、全く面白くなかったのですが、三井さんの話は面白かったですね。(アーティスト名は出しませんが、、かなりの大御所、トークイベント沢山されたことあると思うのですが)

 キャラクターは人それぞれなので、必ずしも元気に!明るく!話す必要はないと思いますが、何をどのように伝えるか、そしてトークイベントに来た相手にどう感じて欲しいか、という点を考える必要性を、トークイベントとはまだ無縁ですが、初対面の方と話すときには気をつけなきゃいけないなぁと自分への戒めとしても感じた一日でした。

 

茨城県大子町へよく通う

さて、最近は題名の通り、よく茨城県は最北部、大子町へと足繫く通っています。

というのも、3月21日~25日に開催される大子アートウィークに作品展示とワークショップを企画しているのと、来年度一年間を通したプロジェクトを企画しているからです。

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作品展示、ワークショップ展示も、企画中なので、詳細決定次第またお知らせできればと思います。

 

 

作家リレーインタビューの第一弾も公開させていただきました。

http://meltingpot.tokyo/1140

これも大子町絡みですね!!

作家リレーインタビューは、若手芸術家を紹介でつないでいくリレー式のインタビュー記事です。今回は、松尾ほなみさん。次回紹介いただく候補の方は伺っているのですが、私も存じ上げない方なので、とても楽しみにしています。

一度記事を書いてみると、あれもこれもと欲が出てきますね。今のところ聞いている要望としては、

・作家のアトリエに興味があるから、アトリエ訪問をやって欲しい!

・ひとつの作品を中心にその作品が生まれた背景とか、次回作への意欲とかをインタビューしても面白いのでは?

といった意見をいただいてます。

 

改善につながる意見は絶賛受付中なので、何かあったら教えてください♪

コラムをはじめる。

さて、2月から会社のホームページで、展示レポート記事と作家リレーインタビュー記事をそれぞれ月1ずつ書いていくことにしました。

http://meltingpot.tokyo/column

 

展示レポートでは、日々黙々と制作している作家活動を追っていけたら、

そしてリレーインタビューでは、インタビュー毎に次の作家を紹介していただいて、自分でも予想できない作家をインタビューしていけたらと思っています。

よろしくお願いします。

 


ところで、最初の記事で少し触れた、芸大日本画の画材崇拝ですが、これは不思議でしたね。日本画は基本的には岩絵の具を使って描いていくものなんですが、同級生とかで、やっぱり反発心とかあるじゃないですか、それで岩絵の具使わないで絵を描く人とかいるんですね。そうすると、もう、全然講評されないんです。教授は絵の存在ごと一切無視。

アクリル絵の具で描いてるやつは無視とかなら、まだ少し気持ちはわかりますが、墨だけで描いてる、とかも嫌がるんですよね、とにかく岩絵の具を使え、と。

 

岩絵の具自体は非常に面白い画材ではあるけれど、それを使っていないと講評されないということは、岩絵の具を使っていることが日本画の全てなのか・・・?日本画ってなんなのよ、っていう話は日本画専攻内でも頻繁にありました。

 

ちなみに、世界のアートカテゴリーの中には「日本画」なるものはありません。

いよいよ2018年

さて、更新がしばらくぶりになってしまい、やや時期外れの明けましておめでとうございます。

 

今、様々やりたいことはあるもののどうしても準備準備でなかなか形として見せられる状態にするのに時間がかかる、そこで、月2くらいで定期的にブログでも更新しておくか、ということで昨年の始めに書きだしたブログだが、こうもサボってしまっては、何もやってないということを発信するようなものである。

 

最近ちょこっと体調不良で、という月並みな言い訳はあったのだけれど、今朝歩いていたらお尻から全体重をかけて盛大に滑って落下し、軽い脳震盪じゃないかと思うような数秒間の気絶&視界のホワイトアウト、全身の火照りが起こり、なんとか道の端まで這って行って、視界が戻るまで寝ていただけれども、(くっそ汚いジーンズを履いてたから誰も声掛けてくれなかった)

 

こりゃ体調不良がどうのこうの言ってるうちに、尻の強打とかいうバカみたいな理由で死んでしまったりするかもしれない、と思って、やっぱりやるこたぁきちんとやろうと決意したまでです。

ちょうど2018年の抱負みたいになってよかった。

 

 

さて、今回書ける内容は大してない。

とりあえず、茨城県の北の方で来年度はアートプロジェクトをやることは決定した。初めてのことだから、不安もあるけれども、アーティスト、現地の方々、多くの人と関われることは非常に貴重な体験である。去年の10月頃からなんとなく温め始めた企画で、幸運にも実施する機会に恵まれたから、良い形でできればよいと思う。詳細はいずれ。

あ、今年度中にも、ひとつやるのかな?

 

もうひとつは単純に、もうすぐ卒業を迎える、大学院生だから修論というものを書いているのです。いまさらだけど、調べたい内容が少し変わって、今後活かせる内容をもっと含めたいなぁと思って、世界のアート事情について今調べている。これは今後少しずつコラムにしていけたら面白いな。ちなみに、修論の作成にあたっては、多くの方々にアンケートやインタビューに協力いただいて、それはそれは貴重なもので、もちろん、きちんと生かしていきます。

市場規模で見ると、日本のアートは海外の足元にも及ばない、ということはちょこっとググれば誰しもが言っていることだけど、取組としては面白いものはたくさんあるよね。それに、結局のところ我々は日本に住んでいるわけだから、海外を通してアーティストは売れたとしても(というかそれしかないだろう)、やっぱり、じゃあ日本では何ができるの?ってことは考えていきたいね。

 

大した話じゃない、今回は景気づけみたいなもの。また。

文化の作られ方

 最近は、仕事の関係で関東の自治体の文化担当の方とお話しさせていただいています。文化担当といいつつ、担当は実際には、経済部だったりまちづくり課、観光課や人口減少対策室だったりするわけですが、このこと自体が、「文化とは何か」を示しているように思います。

 

 純粋に「絵を描きたいなっ」と思って、芸大を目指し、浪人し、入学し、学内で絵を描いている間は、創作は常に創作の中にあった(言い方変かな)けれども、何かそういったことに違和感を覚えて創作活動をやめてみると、我々は社会の中の一員であるし、その中に生かされているということに強く気づかされるのです。

 

 では、芸術家(アーティスト)と、そうではないけれども創作活動を行っている人(非アーティスト)の違いは何かというと、社会に生かされている一市民であっても、それでも社会という枠を超えて、私たちに何某かの希望(必ずしも明るく直線的な未来であるとは限らない)を見せてくれる存在であるかどうか、ということでしょう。

 続けて、文化とアートは違うのでしょうか?

 捉え方によっては地続きであり、一方では全く異なると言えるでしょう。要は、マーケットは全く違うということです。ギャラリストに近年盛んに行われている地域芸術祭の話をすると鼻で笑われるくらい全く違います(マーケットにのるアートという意味ですが)。しかし、異なるということを自覚した上であれば、文化をアートに繋げていくことはできます。なぜなら、アーティストは文化ある社会の中に育ち、アートという商品を生み出していくからです。

 よく音楽一家なんていうのは聞きますが、いろんなアーティストの経歴を見ても、どこかでアートだったりモノづくりだったりに接していることが多くあります。そういったきっかけは大層なアートである必要はありません。しかし、良いアートである必要はあります。良い、とは時代を反映している、ということです。個人的な想いを超えて、作品の存在理由がある、ということです。

 

 さて、表題の「文化の作られ方」というところにやっとこさ戻った話をすると、これこそ、時代をそのまま反映する話です。

 「地方創生」が盛んに唱えられ、地方でも多くの集客力を持つ芸術祭に注目が集まっています。こういった芸術祭を、地方創生の面から見るか芸術振興の面から見るか、そのウェイトは自治体により様々だと思うし、多かれ少なかれどんなアーティストにも芸術至上主義の部分は残っていると思うけれど(そうであって欲しい)、社会はアートを利用し、アーティストは社会のニーズを利用すれば良いのではないでしょうか。どう捉えたいか、というだけの問題です。

 多くの自治体の抱える課題として、「地域で行っている文化芸術祭は年齢層もあがってきて、毎年出品される作品も固定化されてきてしまっている。これまで地域の文化醸成に大きく貢献していただいて大変感謝している。一方でこれからの若い力を育成したいものの、どうすればよいのか分からない」というものがあり、そのためにも地域芸術祭を活用し、若手による地域の文化醸成を行っていきたいという面もあるようです。

 まだ芸術祭ブームは始まったばかり、というよりこういったイベント型のサービスは今後広まっていくでしょう。運営面でも、人手不足の解消や効率化を実現していこうと思うと、必然的にテクノロジーを活用していくことになりますし、これからもっと面白くなると思います。

 

 本質とは普遍的なものだけれども、だからこそ本質はどんな時代にあっても表層を変えて存在します。アートは時代に揉まれて、なんぼ。