tagboat主催の、アートディーラー三井一弘さんのトークイベントに行ってきた

 今回の内容は、表題の通りです。

 TAGBOAT主催の、アートディーラー三井一弘さんのトークイベントに行ってきました。

 美術館などの展示はネットでさくさく情報は得られると思いますが、まだ若手のマイナーな展示はなかなか美術界隈にいる人でないと知らないだろうということで、会社HPの中で展示レポートをコラムで連載し始めたわけですが、先ほど更新したレポートの中でトークイベントに行ってきたことについて言及したので、ついでにブログも更新してしまいましょう。

 

 展示レポートはこちら

佐々木敬介さん、橋本仁さん、水谷栄希さんによるグループ展「code, line, sides」です。

 

 さて、トークイベントの方に話を戻すと、三井さんは、アーティストとして活動されていたそうですが、その後アートディーラーに。1875年に創立されて以来、世界で最も信用と権威のある画廊のひとつであるWildensteinのアメリカ支店に勤められ、その後東京支店長に、そして現在は、三井ファインアーツの代表として独立してアートディーラーをされています。

 私も知らなかったのですが、Wildensteinは名和晃平奈良美智も取り扱い作家になっているPACE GALLERYを1993-2013年まで買収していたようです。

 

 トークイベントの内容は、ざっと西洋美術の流れから、美術の楽しみ方(三井さん流?)、アート業界のちょっとした裏話など軽快な語り口で、とても楽しい時間でした。

 Wildensteinはフランスに研究財団を持っているのですが、モネ、マネ、ルノワールセザンヌといった大御所の鑑定をしており、Wildensteinの証明書がないとオークションで売れないそうです。ここだけの話、ということでブログには書けませんが、贋作の見破り方の一つも教えていただきました。

 あとは、GMOの熊谷社長もコレクターとして有名ですが、ジュリアン・オピーの作品は、エジプト美術、それからメソポタミア美術から流れを汲んでいることなどなど。

 オピーを知らない方はこちらから。一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

http://www.julianopie.com/

 今後注目の作家としては、三島喜代美だそう。1932年生まれの作家ですが、今続々と海外の有名ギャラリーが取り扱い始めているのだとか。実は、私も大学院の研究活動として訪れた、株式会社東横インの施設である城南島アートファクトリーは、三島さんの作品を常設しているんです。

 そんな話を駆け足でして、あっという間の90分でした。

 

 去年も、アーティストトークいくつか行ったのですが、イマイチというか、、全く面白くなかったのですが、三井さんの話は面白かったですね。(アーティスト名は出しませんが、、かなりの大御所、トークイベント沢山されたことあると思うのですが)

 キャラクターは人それぞれなので、必ずしも元気に!明るく!話す必要はないと思いますが、何をどのように伝えるか、そしてトークイベントに来た相手にどう感じて欲しいか、という点を考える必要性を、トークイベントとはまだ無縁ですが、初対面の方と話すときには気をつけなきゃいけないなぁと自分への戒めとしても感じた一日でした。